妊娠週数が進み、出産が近づいてくると、気になるのが出産準備品です。
その中でも、悩むママ達が多いのは、ベビーベッドについてです。
ベビーベッドの一般的な使用目安は2歳頃までとなっていますが、多くの赤ちゃんが半年過ぎにはベビーベッドを使用しなくなるようです。
理由としては、つかまり立ちが出来るようになった後もベビーベッドを使用し続けていると、ベッドからの転落や、ベッド柵によじ登るなど、危険な行為や事故が増えてくるからです。
一生懸命悩んでベビーベッドを購入しても、実際の使用期間としては、とても短いのです。
では、赤ちゃんと暮らすためにベビーベッドはあった方が良いのでしょうか?
自分たちの生活を基準に検討しよう
赤ちゃん=ベビーベッド
ではなく、自分たちの生活スタイルを振り返って検討してみてはいかがでしょうか?
部屋の広さや、畳なのかフローリングなのか、自分たちはベッドなのか布団なのか、赤ちゃんのお世話のしやすさはどうか。
色々な角度から検討する事も必要かもしれません。
実際にベビーベッドを使用したママの声
- 赤ちゃんのオムツ交換をする時に楽だった。
- 布団だと、部屋のほこりがごみが赤ちゃんにつきそうで心配。
- 家族を起こさずに赤ちゃんの世話が出来た。
- 赤ちゃんにペットの毛がつかなくて安心だった。
- ベッドだと、上の子の手が届かないから、いたずらされなくて良かった。
- 布団で一緒に添い寝が出来る方が楽だった。
- お世話をする度に、ベッド柵の上げ下げをするのが大変だった。
- 夜しか使わなくて、結局荷物置きになった。
- 授乳やオムツ交換のたびに、起き上がらなくてはいけないのが億劫だった。
- 思っていたより場所を取ってしまい、設置したがすぐに撤去した。
ベビーベッドのメリット、デメリット
体験談にも記載されているように、ベビーベッドの使用は、赤ちゃんにとって危険のない、心地よい環境で休ませてあげられる事がメリットとして挙げられます。
ペットも登れませんし、自分が起き上がる事でほかの家族を起こしてしまう心配も少ないですね。
また、デメリットとしては、安全な分、柵の上げ下げを面倒に感じたり、やや前のめりの姿勢で赤ちゃんを抱きかかえなくてはいけなかったりするため、負担に感じてしまう事もあります。
使用後のベビーベッドの行方
使用しなくなったベビーベッドのやり場に困るという話をよく耳にします。
実際、我が家も長男が成長してからというもの、次男が生まれるまでは解体して物置にしまってありました。
ご家庭によっては、赤ちゃんのおもちゃやオムツ道具などを置く、収納と化している場合もあります。
ベビーベッドを片付けずに置き続けるのであれば、おもちゃを入れる場所として活用したり、100円ショップなどで好みの布や生地を購入して取り付ければ、自分好みの家具へと大変身。
赤ちゃんがどこかへ行ってしまわないように、ベビーサークルとして使用するのも手です。
また、最近のベビーベッドはコンパクトになってきており、赤ちゃんが卒業した後は、収納として使用できるように配慮されている製品もあります。
ほかにも、コンパクトに折りたためる、収納袋付のベビーベッドもあります。
ベビーベッドを置きたいけど、置き場に困るというママさんは、コンパクトタイプのベビーベッドを検討してみるのも良いかもしれません。
不要になったベビーベッドをどこかで買い取って貰えないか。。。そう思うママさんも多いのではないでしょうか?
買い取りを行っているリサイクル用品店でも、ベッドはあまり買い取って貰えませんし、値段がついても、良くて500円ほどです。
なかには、買い取りすらして貰えないお店もあるため、売却はあまり期待できそうにありません。
布団派のママ達に聞きました。
ベビーベッドを購入せず、布団でベビーを寝かせていたママさんに、どうしていたか聞いてみました。
「大人用の布団にコンパクトベッドを置いて一緒に寝ていた」「ママとパパの間で川の字で寝ていた」「ママの隣にベビー布団を敷いて寝ていた」など、方法は人それぞれでした。
布団で一緒に寝る場合、添い寝が出来るのはママにとってはありがたいですね。
ベッドだと、苦労して抱っこやおんぶで寝かせても、ベッドに置いた瞬間に泣いてしまうベビーもいます。
でも、ママとの添い寝ならママの鼓動や声が近くで聞こえてベビーも安心しますし、ママも添い乳しながらベビーの様子もみれるので、負担がぐっと軽くなります。
ですが、添い寝も良い事ばかりではなく、思わぬ危険が潜んでいます。
昼間の赤ちゃんの居場所におすすめ!
赤ちゃんも家の中で生活しているので、ずっと布団やベッドで横になったままという訳にはいきません。
そこで、日中の赤ちゃんの居場所としておすすめなのが、ハイローベッド&チェアです。
キャスター付きで移動が出来、赤ちゃんが眠くなったらリクライニングでベッドに早変わり。
食事時にはテーブルをセットする事も出来ます。
ハイローベッド&チェアで、多くのママが使用しているのが、スイング機能。
ママの抱っこのようなユラユラ感を感じられるスイング機能で、赤ちゃんもスヤスヤ眠れます。
とても便利だけど、毎回ゆらゆらやりに行くのは大変。。。
そんなママには、スイングが電動でできるラックもあります。
布団派ママや、旅行などで赤ちゃんのベッドを持ち運びしたい時に便利です。
ベビーベッドはレンタルも可能
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・いろいろ考えてベビーベッドに決めたは良いけど、コストもかかるし処分も大変・・・
→そんな時に頼りになるのが、レンタルベッドです。
ベビーベッド設置の手間もなく、処分方法を心配する必要もありません。
レンタル会社によってコストは多少異なりますが、半年程度の利用で概ね1万円程度です。
- ・借りているベッドだと、汚れや破損した時が心配・・・
→どこでレンタルするかによって、決まり事が違う場合もありますが、常識の範囲内であれば弁償はしなくて良い場合が多いです。
レンタル会社によっては、レンタルを決めていない人向けの貸し出しサービスがあったり、お得なキャンペーンを開催していたりする場合があります。
迷っている時は、まずお試しをしてみるのも1つの方法ですよ。