待望の赤ちゃんが生まれて、新米ママがまず戸惑うのがお風呂です。
産院では助産師さんや看護師さんがお風呂に入れてくれますが、自宅での生活はそうはいきません。
赤ちゃんとの生活は、分からない事だらけで試行錯誤の日々です。
先輩ママから話を聞いて「このやり方、いただき!」と良いアイディアがあればどんどん真似をしてみましょう。
子育てにオリジナリティは少しは必要ですが、やっぱり経験者からのアドバイスは役に立つものが多いものです。
赤ちゃんのお風呂、みんなはどうしてるの?
生後1ヵ月を過ぎると、ほとんどの赤ちゃんがママやパパと同じお風呂に入ります。
ベビーバスの頃は、赤ちゃんだけを洗って服を着せて、ママは別のタイミングでお風呂に入る事が出来ましたが、一緒に入るとなると「赤ちゃんはいつ洗うの?」「ママが体を洗う時はどうするの?」と右往左往してしまいますよね。
先輩ママが実践している方法
お風呂マット
ひんやりしないソフトな素材で、おしりの部分にお湯を入れておけば赤ちゃんも寒くなく、快適にママを待てます。
赤ちゃんを包み込む形状で、赤ちゃんのねんね場所、洗い場、着替える場所としても使用出来ます。
とても軽いので、ママの片手で楽に出し入れが出来ます。
首浮き輪
赤ちゃんの首に浮き輪をつけて、お風呂に浮かべておけます。
安全のために、股の下をサポートできるものがおすすめです。
ただ、赤ちゃんによっては浮き輪の使用を嫌がる子もいます。
ベビーチェア
新生児から使えるリクライニング機能が付いているものがおすすめです。
さまざまな種類がありますが、待っている間に赤ちゃんが飽きないようにおもちゃが付いているものもあります。
椅子の素材が固いため、スポンジシートが付属しているものを選ぶと良いでしょう。
長男は、新生児の頃から3歳くらいまで使用していました。
ママの足に乗せる
次男をお風呂に入れる時に実践している方法ですが、ママがお風呂マットの上に座り、ママの足の上に赤ちゃんを乗せます。
安定性でいえば、あぐらをかいて、その中に赤ちゃんをすっぽりと置くと楽です。
ママが頭や体を洗い、上半身を洗い終わったら赤ちゃんを片手で抱っこして下半身を洗います。
寒くないように、赤ちゃんにお湯をかけてあげると大人しく待ってくれます。
お風呂グッズは赤ちゃんに合わせて考えよう
赤ちゃんのお風呂をサポートしてくれる、便利なお風呂グッズがたくさんあります。
新生児の頃は、赤ちゃんをサポートするもの、首座り時期には赤ちゃんの興味をひくもの、ハイハイやつかまり立ちの時期には、安全に配慮したものなど、月齢に応じて使用できるものが変わってきます。
自分で購入しなくても、先輩ママからおさがりを貰えたり、レンタルが出来たりする商品もあります。
赤ちゃんの成長をみながら、時期に応じて必要なものを検討したいですね。
お風呂は、転倒や溺れるなどの怪我や事故の危険性が高い場所です。
1人で動けるようになったからといって、目を離さないようにしましょう。
成長ごとに変わってくる悩み
新生児に頃は、首が座らなくてドキドキしながらお風呂に入れます。
首座りやお座りの時期には、どうやって赤ちゃんを冷やさずママが洗い終わるまで良い子で待っていて貰えるか頭を悩ませます。
あんよの時期になると、おもちゃで遊びながらお風呂に入れるようになり、おもちゃの片付けが課題になります。
子供の成長によって、抱える悩みも変わってきます。
長男は、新生児の頃からずっと、顔が濡れるとギャン泣きする子で、だいぶ克服してきたものの、今でも名残があります。
長い間頭を悩ませてきましたが、過ぎ去ってみると期間限定だったなぁと思います。
もっと成長していくと、そのうち親と一緒にはお風呂に入らなくなる日が来るので、それはそれで寂しいですね。
悩んでいた時には、寂しいなんて思う暇もなく毎日格闘していましたが、振り返った時に笑い話にできるように、楽しみながら育児をしたいものです。