お子様ランチが食べられるくらいの年齢になると、子連れで外食をする機会も出てきます。
家族揃ってのお出かけは楽しいものですが、外食はパパやママにとってはちょっとした試練でもあります。
大人だけであれば、ゆったりと食事を楽しめますが、子連れだと何かと気を遣う場面もあり、食事するのもままならない事だって珍しくありません。
抱っこが減った分、子供が動き回って大変です。
子供用椅子があるお店も増えましたが、足置きの幅が狭いものも多く滑ってしまいそうで心配になります。
子供と外食する時の心得
お座敷のあるお店を選ぼう
ファミリーレストラン以外でもお座敷があるお店はあります。
可能であれば、お座敷に仕切りがあったり、個室風になっていたりするお店を選ぶと良いです。
立てて置くタイプの仕切りの場所は、子供が触って倒してしまう事があるため危険です。
お座敷で使用できる子供用の椅子に座らせて、テーブルにしっかりつけるようにしましょう。
テーブル席でのチェックポイント
子供用のハイチェアが用意されているお店もたくさんあり、子供は高い椅子に喜んで座ってくれます。
でも、良い子で座っていられるのは、ごく短時間だけです。
我が子も立ったり座ったりを繰り返してウロウロしていました。
あまりに落ち着きがないようであれば、子供用の椅子には座らせず、大人用の椅子に座らせてチェアベルトを使用しても良いと思います。
お店の備品をフル活用
お店によっては、子供用の絵本やおもちゃ、塗り絵などを用意してある場所もあります。
お子様ランチでおもちゃが付いてくる場合も多いので、少しの間ならそれで子供の気も紛れます。
うちの子の場合ですが、水槽があるお店に行くとずっと水槽で泳ぐ魚を見て過ごしています。
子供の食事を優先しよう
「お店ではじっとしていて欲しい・・・」
そんなパパやママの願いは届かず、子供はじっとしてはいられません。
じっとしていないからこそ、子供なのです。
子連れ外食では、自分たちが食べるよりも先に子供のお腹を満たしてあげなくてはいけません。
お腹がすくと子供は不機嫌になりますし、時にはギャン泣きをして食べる前にお店から出る事も・・・。
自分の食事の合間に離乳食やお子様ランチを食べさせるのは大変ですが、子供との食事はこういうものだと割り切ってしまった方が気が楽です。
パパにも協力をしてもらいながら、子供の機嫌が悪くならないように注意してあげましょう。
こんな奥の手もあります。
最近では、ベビーカーのシート部分が着脱可能なものが登場しています。
首座り前から使用できるA型ベビーカーのシートが外れたら、眠っている赤ちゃんを起こさずにお店に入る事が出来ます。
また、抱っこ紐をベビーカーにセットできる商品もあります。
我が家の長男の場合
子供達を連れて時々外食に行きますが、5歳の長男は食べ終わってからはじっとしていません。
さすがにもうチェアベルトを使用する年齢でもなく、お座敷に座ったり子供用椅子に座ったりしています。
ただ、落ち着きはないものの、2歳や3歳の頃と比べると格段に良い子にしていられるようになり、食べ終わるまでは席を立たなくなりました。
子連れ外食に悩んでいるうちは、「一体いつになったら大人しく食事を食べてくれるんだろう」と思っていましたが、長男の場合は5歳まででした。
食事は座って食べるものだと教えよう
いくら成長するのを待っても、子供が座って食事をする事を理解できなければ改善は期待出来ません。
長男にはある程度言葉での意思疎通が可能になった頃から、食事の時は食べ終わるまで座っている事を教え続けました。
まだ完璧ではないですが、少なくとも食事を食べ終わるまでは座っているようになりました。
分からなくても、言い続ける事が大切です。