育休から職場復帰を考えはじめたママや、子供が入園できる年齢になったなどの理由で保育園の入園を考えはじめるママが多くいます。
居住地にもよりますが、調べてみるといくつもの私立保育園や公立保育園があります。
保育園選びでほかの子との差が出来てしまわないか、性格や学力に差が出来てしまわないか、心配するママも多いと思います。
特に未満児の保育園入園が難しくなりつつ昨今では、世間のママさん達はどこを重視して保育園を選んでいるのでしょうか?
先輩ママ達が重視したポイント
・出来るだけ家から近いところ(40代女性)
・食育を重視しているか(30代男性)
・保育園の雰囲気。厳しい先生がいるところは避けたい(30代女性)
・入園できるかどうか(30代男性)
・共働きのため、時間の融通がきくところ(50代男性)
・家からの距離、周囲の口コミがいいところ。うちの子が通ったところを想像しながら選ぶ。(30代女性)
・道具が壊れたままになっていたり、若い先生ばかりだったりする場所は避けたい。(20代女性)
大切な我が子を預ける場所なので、保育園の雰囲気や内容、立地を重視する声が多くありました。
なかには、入園出来る事を最も重視すると答えたママもおり、保育園に入りにくくなっている現状がうかがえます。
立地を重視する理由
バス送迎の保育園以外は、パパやママが主に保育園の送迎を行わなくてはいけません。
自宅や勤務先の近くであれば、体調不良などで保育園から呼び出しを受けてもすぐに駆け付けられますし、パパでもママでも迎えに行ける場所を優先的に選ぶという意見もありました。
保育園の雰囲気を重視する理由
保育園の雰囲気も大事なチェックポイントです。
子供達がのびのびと楽しそうに過ごしているか、お友達と仲良く過ごせるかは、親としては気になるところです。
受け入れ人数の多い保育園は子供1人1人とじっくり先生が関われない反面、多くの人数が入園できるため入園はしやすい傾向にあります。
少人数体制の保育園は、受け入れ枠が少なく入園がやや難しい場合もありますが、先生と子供との関わりが深く、先生の目が行き届きやすいです。
先生たちの雰囲気も、保育園の雰囲気に深く関わってきます。
保育園に入りやすい環境整備を
ここ数年の傾向としては、未満児を中心として保育園の入園が困難なケースが後を絶ちません。
「こんなところを重視したい」というポイントがあっても、実際には選ぶ余地のないケースも数多く存在しています。
少子高齢社会になり、女性には子供を生むよう訴えられ、働くママが安心して子育てが出来るようになる事が求めれていますが、それに反比例するように保育園で働く先生は減り、受け入れ枠が少なくなっている現状があります。
自分がそばにいれない間は、子供には楽しく保育園で過ごして貰いたいと思う親は多い事でしょう。
保育園の入園を考える理由は家庭によって異なりますが、お勉強に必死になって自由に遊べなくなるより、子供が安心して楽しく過ごせる環境が良いと考えるママも多い要です。
認可保育園、無認可保育園という差はあっても、どの保育園も一定の水準が保たれていて、親が子供に合う保育園を選ぶ余地があれば、親にも子供にも心の余裕ができるのではないでしょうか。