赤ちゃんが寝てるうちに、掃除や洗濯をしたり、ちょっと一息ついたり…赤ちゃんが寝ている間がママの自由時間。
でも、抱っこでやっと寝て、そーっとベッドに置いた瞬間に目が開いたり、泣いたり・・・。
赤ちゃんの背中スイッチは、とても敏感です。
背中スイッチをONにしない方法はないのか、いくつか調べてみました。
背中スイッチが起動する理由は?
人肌と寝具との温度差
ママの腕の中で人肌を感じながら、赤ちゃんはすやすやと寝息をたてます。
熟睡した頃を見計らって布団に下すものの、背中スイッチの感度には勝てません。
赤ちゃんの背中スイッチは、「温度センサー」までついているようです。
温度センサーはオールシーズン対応ですが、特に冬場がより感度が良くなります。
心地よい人肌から、ひんやりする布団に下されると、その温度差で赤ちゃんが目覚めてしまいます。
布団へのおろし方
赤ちゃんを布団へおろす時、どこから先におろしていますか?
我が家でもそうですが、おしりをおろして、頭を支えながらそーっと背中をおろして手を放すというやり方だと、背中スイッチが反応しやすいようです。
- 1.赤ちゃんの頭を布団におろす
2.片手でおしりを支えながら、首、背中の順番でおろして片手を離す
3.離した方の手でおしりをトントンと軽く叩きながらおろす
おしりからおろすのは何故?
赤ちゃんは、おしりを支えられると安心するため、おしりを先におろしてしまうと不安を感じて起きてしまうそうです。
おろす時におしりをトントンしながら、そーっと下してあげると起きにくいそうですが、起きやすい子はおしりの下に手を置いたまましばらく待つと良いです。
背中スイッチをオフにしたい!
ママの負担軽減のために
いつも抱っこで寝かせていると、ママの腕や腰も痛くなって大変です。
抱っこをしなければ、背中スイッチも関係ないので、うまく布団におろせない時や夜泣きで眠れない時には、添い寝や添い乳で寝かせるという方法もあります。
ただし、ママのおっぱいで赤ちゃんが窒息してしまう可能性もゼロではないこと、体勢によっては添い乳が難しいこともある事を覚えておきましょう。
また、ある程度の月齢になったら、抱っこをしないで眠れるように、ねんねトレーニングを開始しておくと、成長してからママが楽になりますよ。
あると便利な入眠グッズ
人肌と布団との温度差で目覚めてしまう赤ちゃんには、おくるみにくるんだまま抱っこして、おくるみごと布団におろす方法もあります。
おくるみがなければ、バスタオルやブランケットなど、赤ちゃんをくるめるものであれば代用可能です。
眠る時にいつも使用している毛布などがあれば、それにくるんであげるという方法もあります。
足までしっかりとくるめて、そのまま布団に寝かせる事ができます。
寒い日の防寒着としても使用できるのが嬉しいですね。
可愛い星型で、ボタンやファスナーが一切ないので、着脱が楽に出来て、そのまま寝かせたり、抱っこ紐やベビーカーに乗せたりする事も可能です。
どちらも布団との温度差を感じにくく、赤ちゃんが目覚めにくいですよ。
睡眠中にモロー反射で「びくっ」となりがちな赤ちゃんにもおすすめです。
寒い日には、あらかじめ布団を湯たんぽや電気毛布などで温めておくのもおすすめです。
電気毛布を使用する場合は、寝かせる前に温かくなるようにスイッチを入れ、就寝後はスイッチを消すようにしましょう。
背中スイッチは個人差がある
赤ちゃんがみんな背中スイッチがあるかと言えば、感度が良い子、あまり敏感ではない子、なかにはスイッチがない子もいます。
我が家には長男と次男がいますが、長男が赤ちゃんの時は、寝かせたら周りの大人は物音をたてずに、赤ちゃんを起こさないように静かに過ごしていました。
そのためか、長男は物音に敏感で小さな音でも目を覚まして泣いてしまう子でした。
次男は、長男を含む周りの大人が賑やかにしているためか、あまり物音を気にしません。
背中スイッチが時々発動しますが、長男の時ほど頻繁ではありません。
まわりの環境にも左右されるのかもしれませんね。
大体、生後半年頃までは背中スイッチが敏感に働くようです。
その後は感度が鈍くなっていく傾向にありますが、寝かしつけは毎日の事なので、うまくいかないとママもストレスが溜まってしまいます。
便利なグッズを使用したり、ポイントを押さえたりする事で、背中スイッチがオフになる日が増えると良いですね。