離乳食が始まる時期になると、ママが離乳食用の食器を揃えたり、出産祝いで貰った食器を用意したりします。
離乳食は赤ちゃんみんなが通る、成長の第一歩です。
友人に出産祝いのリクエストを聞かれたら、必ず必要になるものをお願いすると良いですよ。
離乳食の食器も、必ず必要になるものの1つです。
離乳食の食器はどうやって選んだらいい?
離乳食の食器は何を基準に選んだら良いか迷いますよね。
食器を選ぶ時のポイントをいくつかご紹介します。
●子供が持てる大きさのもの
●すりおろしや、すり潰しが出来るもの
●割れないもの
離乳食の開始直後はママが食べさせますが、ある程度進んでくると子供が自分で持って食べるようになります。
その際、取っ手が付いていた方が持ちやすく、口元まで運びやすいです。
ママが食べさせる時にも、取っ手がある方が便利です。
すりおろしやすり潰しが出来るものを選べば、調理をした器をそのまま食器としてテーブルに並べる事が出来ます。
兄弟がいる場合や時間がない時、調理具と食器を兼ねられれば洗い物も楽です。
離乳食の時期はまだ割れないものの方が良いでしょう。
思うように進まない時、赤ちゃんが食事をひっくり返す事も珍しくありません。
落として割れないものの方が、ママの負担にもなりません。
最近では、食器や調理器具がまとめて入っている離乳食のセットも発売されています。
まだママが離乳食を食べさせている段階であれば、ママの使い勝手の良いものを選んで大丈夫です。
食事を自分で食べるようになってからの食器
子供の手の大きさにフィットするもの
陶器で重すぎないもの
離乳食が進み、自分で食べるようになれば好みも出てきます。
離乳食の時期に使用していたものでも構いませんが、子供と一緒に新しい食器を選んでも良いと思います。
子供が好きなデザインの食器であれば、子供もごはんの時間が楽しくなります。
自分で食べたいという意志も芽生えてきますので、お茶碗を持って食べるのを覚えるチャンスです。
大人が正しい食べ方をきちんと見せてあげて下さい。
また大人が、家族揃っての食事は楽しいものであるという事を子供に体感させてあげましょう。
あれこれ考えなくても、雰囲気から子供は学習します。
パパやママが好き嫌いをしていると、子供も好き嫌いが出てしまいがちですので、気を付けたいですね。
素材は敢えて割れるものを選択します。
子供でも、食事に対する責任は覚えて損はありません。
ママが作ってくれた料理をしっかりと自分で食べるという事を学ぶ機会にもなります。
でも、子供が割ったとしても怒ってはいけません。
ママは怪我の有無を確認して、落とせば割れるものだという事を子供に教えてあげましょう。
我が家の食器事情
息子の場合、離乳食期には出産祝いでいただいた食器セットを使用して、幼児食に移行したあたりから陶器の食器を使い始めました。
子供用に選んだものではなかったのですが、可愛いイラストが描いてあり気に入った様子だったので、そのまま子供専用の食器にしました。
子供が食器を持てるようになった時から、食器を持って食べるように教えていますが、幸い1度も割る事もなく使い続けています。
ご飯を食べれる事に感謝する事、食事を作った人に感謝する事、米粒も残さないように食べる事を少しずつ教えています。
我が家は同居でテレビを消せない家なので、子供にあまり良い影響は与えていないと思いますが、なるべく家族で食卓を囲んだ時は楽しい雰囲気で会話するようにしています。
息子も5歳になり、食べ方はまだまだ完璧には程遠いですが、きちんと「ありがとう」「ごちそうさまでした」と言って食器を流し台に運んでくれます。
自分の食事に責任を持つ、これはすごく大切な事だと思います。
離乳食作りはママも楽しんで
漫然と離乳食を作っていると楽しいとは思えないかもしれませんが、作った食事を可愛い食器に盛り付けて、それを嬉しそうに食べる子供の姿を想像すると楽しくなりませんか?
支度をしながら、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな、と楽しみに思えたら作り甲斐もありますよね。
疲れた時や忙しい時にはレトルトも良いけれど、やっぱりママの手作りが子供は喜びます。
子供も成長すれば、親の伝えたい事をきちんと分かってくれますので、離乳食作りや食器を通して「食」の大切さを教えていってあげて下さい。